みなさんこんにちは
東近江市の潤鍼灸院です。
今日は、妊婦さんとつわりの治療についてご紹介します。
妊娠すると8割の人が経験している「つわり」。つわりとは、妊娠4週~16週くらいの期間にみられる吐き気や嘔吐、においや食べ物の嗜好の変化で、一般的には、妊娠することで大量に分泌される妊娠ホルモンが原因とされ、妊娠5か月以上でも15%ほどの妊婦さんがつわりを感じています。
以前の勤務先では、妊娠8ヶ月でもつわりに苦しんでいるとつわりの治療で来院される患者さんもいました。つわりは妊娠の合図であり、待望の赤ちゃんを授かった喜ばしいことかもしれませんが、
- 虚弱体質の女性
- ストレス過多
- 高齢での妊娠
という要因があると、つわりの症状がつらい患者さんが多い傾向にあります。
↑上の写真はつわりを乗り越え、妊娠40週を迎えた妊婦さんです。

↑この写真の患者さんは、ちょうどつわりが落ち着き、日々、大きくなるお腹にワクワクしている妊婦さん、妊娠22週です。
そして

↑少しおふざけですが、お酒と食べ過ぎで大きく膨らんだ私のお腹です。
話を戻しますが、つわりの治療に使うツボとして代表的なツボは「内関(ないかん)」 というツボです。場所は、手のひら側の手首のシワから指3本分肘側にあります。
もともと、車酔いや船酔い、あがり症の予防にもよく使われるツボです。つわりで気持ち悪い時、気分が不安定になった時、このツボをゆっくり押してあげると気持ち悪さが和らいできます。
つわりで気持ち悪い妊婦さんは、ぜひ押してみてください!
「場所がわからない」、「押し方がわからない」、「押しても効かなかった」という妊婦さんはお気軽に当院までご連絡ください。