みなさんこんにちは!東近江市の潤鍼灸院です。
今日は、新生児、つまり、生まれたばかりの赤ちゃんに影響する助成事業のご紹介です。3ヶ月検診や3歳児検診は聞いたことがありますが、新生児検診とは?
今回ご紹介する検診は、聴覚検査です。聴覚とは、耳が聞こえているかどうか?なぜこの検査が必要かというと、赤ちゃんが声を聞き判断して言葉を覚えなければコミュニケーションがとれず、発育に影響が出るからです。
学校に通っても、先生の授業が理解できずに学力にも影響が出てしまいます。聴覚異常を早期に発見し、適切に治療することで、何とかなる場合があります。
もちろん、鍼灸治療では突発性難聴やおたふく風邪の影響でおこるムンプス難聴、ヘルペスの難聴など聴力の低下に対して適応することができます。
こどもの返事が鈍い、耳の聞こえがおかしいと感じたお母さんは、お気軽にご相談下さい。
専門外来|子どもの難聴
以下は、聴覚検査の助成事業の記事です。
「新生児聴覚検査を支援 静岡県、機器購入助成へ」
静岡県は新年度、生まれたばかりの赤ちゃんの耳の聞こえ具合を調べる「新生児聴覚スクリーニング検査」の実施率100%を目指し、関連機器を購入する産科医療機関への助成事業を新設する。
スクリーニングは先天性難聴の疑いを調べる検査。先天性難聴は早期発見で「克服できる病気」とされ、適切な対応により聴覚を獲得したり、言語を発せられたりするケースがあるという。
一方で難聴を放置するとコミュニケーションに支障を来し、情緒や社会性の発達に影響を及ぼす可能性がある。先天性難聴の発生頻度が千人に1~2人と比較的高いため、検査実施率100%の早期達成は急務となっている。
県こども家庭課によると、県内の産科医療機関72施設(2014年末時点)のうち、7施設が関連機器を持たず、新生児の受検率は83・2%にとどまる。県は今回、医療機関と同様に出産を取り扱いながら、関連機器を持たない助産所23施設と合わせ、計30施設の機器導入を後押しする。担当者は「すべての機関で検査を実施することで、乳幼児聴覚支援センター(静岡市葵区)や精密検査を行う基幹病院によるフォロー体制も構築できる」と助成の意義を強調する。
静岡新聞 2月6日(土)8時23分配信
なお、東近江市にお住いの皆さんは、幸いにも近くに新生児聴覚検査をおこなっている医療機関もあります。
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